送別会で筆談

060329_2020~001.jpg060329_2018~001.jpg後数日で今年度も終わり。あちこちで送別会が開かれている。
座が盛り上がってくると、難聴者は会話もままならない。
補聴器をつけている側に座った方とは何とか話ができる。デジタルの威力を感じる。
しかし、それでも会話のテーマが分かる場合に限る。毎日私と業務上の課題とか共有している相手が、先日家族のことを話したので、その話から振ってくれた。
左隣の彼はいろいろ話しかけてくれる。日頃あまり込み入った会話もしないので、カバンからノートを取り出して筆談で聞くと不自由な手で書いてくれる。
自立支援法は話題にしなかったが障害者と地域の関係を話し合えた。
隣にいた女性社員もそのやりとりを見ているので、いつもイヤホンで何聞いてるのと書くと昔の音楽グループの内容を秘密よと教えてくれた。

書いてくれる人が普通は耳で聞くことを「筆談」で読む体験をすることで、筆談するイメージを持ってくれる
だから、最初はこちらから書くのがポイントだ

書かれた内容は他の人にもみてもらえるが見られてしまうという意味もある。駅にあるような簡易筆談器か持ち運びできるホワイトボードなら残らない。

さっきの「秘密」は本人に渡してシュレッダーにかけてもらおう。明日までは彼女の後ろにシュレッダーがある。

ラビット 記