空港のバリアフリー(2)

060422_0708~001.jpg060422_0719~001.jpg羽田空港の搭乗ゲートは待ち合い席の両サイドにある。
待っている人は大きなガラス越しに空港の風景かテレビを見ているが、搭乗開始や変更の案内放送を文字で見るものがない。

搭乗手続きの手荷物検査も、聴覚障害者にとっては、補聴器や電池類が検査機に引っかかるわりあいが高いが、その時に警備担当者に何か言われるのが良く分からない。
先日、ひっかった際に言われたのは「靴を脱いでください」だった。他に言われたのは、「もう一度ゲートを通ってください」とか「飲み物をお持ちですか」、「搭乗券をもう一度見せてください」だった。相手の口元を見て、判断した。
最初から難聴であることを示した方が返って、コミュニケーションがスムーズかもしれない。スーパーのレジに行くと、「袋が不要のお客様はこのカードを商品の上に載せてください」とあるので、耳マークもあるし、何かカードを荷物と一緒に出した方が良いだろう。

国会で交通バリアフリー法とハートビル法の審議にもっと聴覚者視点を入れないといけない。

ラビット 記