社内会議の要約筆記


syanaikaigi.jpg社内会議に要約筆記をつくようになって7回目になる。
受注担当者とのミーティングに5回。他の企業に出向いての会議に1回。社内で開かれた他企業の会議に1回。
毎回、違う人が派遣されてくるが互いに名前も知らない。一度社外で待ち合わせた際にも要約筆記者が私の顔を見てあっと笑った位だ。因みにこの反応は要約筆記者としては失格だ。
要約筆記者は会議の最低10分前には到着する。私が会議の内容を説明するためだ。会議の構成メンバー、目的、予定している議題。私の立場、予想される議論の方向。出てくる用語。

こうした会議の通訳では依頼者がどういう立場で何を発言しなければならないかということを理解が大切だ。何故なら要約筆記者がどの言葉を伝えるべきか判断の元になるからだ。
私からは、会議の発言者の名前は不要とか、資料を読んだり説明している場合は資料を指すとか、出席者の名前はわかっているのでスラッシュで良いとか話す。
企業名も自社名はPでよいとか、製品名はこれが出てくるだろうからこう書くとか説明した。

昨日の会議は、司会の方から、要約筆記という通訳が同席しているのでよろしくと紹介してもらった。

ラビット 記

写真は、社内会議の様子。
右手に要約筆記者が座る。もう一名は左手後方で待機する。A4の用紙2枚で交代。