高齢者生活支援に電話リレーサービスを


電話1
電話2わが家の老親は難聴だ。帰宅のチャイムも補聴器を外していると聞えない。カエルコールしても聞えない。
最近、簡単な携帯電話を持たせようかという話も出ているが、聞えにくいのは変わりがない。我が国でも電話リレーサービスは数社が実施しているが高齢者向けという考えは薄いように思っていた。
しかし、老テク研究会の近藤のり子さんが、高齢者の多い自治体から電話リレーサービスが始まらないかと提唱している。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060629/242103/?ST=govtech&P=1

障害者自立支援法のコミュニケーション支援事業は、実施要項では聴覚障害者に対する支援事業としては、手話通訳、要約筆記者派遣事業が上げられているが、「意志疎通の仲介」といった時に電話リレーサービスも遠隔通訳も立派なコミュニケーション支援である。吃音者のように発生が困難な障害者の代わりにしゃべる電話リレーサービスも欧米にはある。筆記が困難な障害者の代わりにファックスしたり、視覚障害者の代わりに文書を読み上げるサービスも、コミュニケーション支援である。
電話リレーサービスの運営に関する支援は総務省が、利用の支援は厚生労働省が実施することになる。

ラビット 記