高齢者と同居する難聴者

061108_0654~001.jpg高齢で一人暮らしをしている母が夜間、幻聴やまだらな記憶に近隣の住民とトラブルを起こしたので、実家に泊まることを続けている。
日経新聞認知症の高齢者は自分の記憶かが短時間しか持たないことに不安を感じているとあった。
母を見ていると、今はご飯を食べない、明日何時に起きると言っても意味がわからないのではなく、言われた事を覚えられないので、手に持っている茶碗をどうするのか分からないのだ。だから目覚まし時計を持ってくるが何時にセットするのか分からなくなってしまう。

難聴者は言われたこと自体に気が付かないか、聞こえたとしても言葉の意味が理解出来ずに立ち往生する。

今は食べないからと言いながらお茶碗をしまったり、目覚ましをセットして渡して、記憶の断絶を繋ぎ返したり、記憶を維持出来るように話したことを紙に書いて置くと良いようだ。

一人でいる時は、記憶をどう処理しているのだろうか。

ラビット 記