難聴者向け電話器と高齢者対策

061118_2149~001.jpg061118_2149~002.jpg全難聴の事務所にある電話器は拡声機能付きだ。
一台はラージ社のXL-50、着信すると赤いランプがつく。音質も変えられ、音量も十分だ。アメリカのアンプリファイア社製。
http://home.s00.itscom.net/large/XL/index.html

もう一台はサンヨーのTEL E-6だ。拡声機能はあるが補聴器を必要とする難聴者にはもう少しボリュウムが必要かも知れない。「ゆっくり」というボタンがついているが、試しに聞いてみたが相手にゆっくり伝わるのではなく、自分が聞くのにゆっくり聞こえる機能らしい。再度試してみよう。

こうした難聴者が使える電話器はどのくらい社会に知られているのか。

今日会った聞えや補聴の専門家の話では我が国は難聴者が2000万人もいるという。
難聴者自身が聞えの問題を理解して、社会に必要な施策を働きかけるが、難聴者の多くが高齢者であることを考えると、まず高齢者サービス従事者や介護ケアマネージャへの啓発や支援技術の訓練が必要だと思う。
先の難聴者向け電話器や補聴器の使い方もこうした人々に理解しておいて欲しい。自ら情報を探したり、試聴するほどの行動は期待できないからだ。

ラビット 記