聴覚障害者と病院バリアフリー(2) 聴覚障害者外来の誕生

昭和大学は、3月3日に、聴覚障害者外来を始めることを発表した。
http://www.showa-u.ac.jp/hospital/hatanodai/SUH/

滋賀県の琵琶湖病院の聴覚障害者外来が有名だが、都内に内科疾患全般を診てもらえるようになるのは大変嬉しい。特に内科疾患はその病状を説明するのがなかなか困難であり、手話通訳が付いた診察が行われれば、
聴覚障害者は、ややもすると診察や受付のコミュニケーションがスムーズにいかないことから、病院から足が遠ざかっている人も多い。そのために、病気が慢性になってしまったり、重病になってしまうことも珍しくない。
いつでも、きちんと診察を受けられることは聴覚障害者にとっていのちと健康を守る上でも重要な問題だ。

昭和大学の取組みが成果をあげ、全国に普及して欲しい。

ラビット 記