難聴者のリハビリテーション ピア・メンター・プログラム

サンフランシスコの風さんから、難聴者のリハビリテーションについて、ギャローデッド大学のピア・メンター・プログラムを紹介され、その実現の抱負が寄せられた。

ラビット 記

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ラビットさん、

先日のワークショップで、参加者の方が心のリハビリについての重要性についてコメントしていましたね。


今後希望があれば日本でピアメンター講座をやってもいいと思っています。


まず、その考えが出きたのが上記ウェブサイトのギャローデット大学のオンライン講座なのです。
チャートになってるカリキュラムのところを見てください。オリエンテーション、米国の聴覚障害の現状、難聴の医学心理社会的側面、オージオロジーの基礎、補聴援助システム、ピアメンターの実践、まとめ、について各1−3単位が割り当てられています。


日本にもこんな包括的講座ができれば素晴しいとわたしは思いますが、ギャローデット大学のコースレベルを実践するには、オージオロジスト、言語聴覚士、心理カウンセラーなどの協力が必要になってきます。
サンフランシスコ州立大学には同様の講座が何年も前からあってわたしはそれを履修しましたが、それは全てオンサイト、つまりキャンパスで実際に講義を受けなければなりませんでした。
それにこれは難聴者のためだけではなく、健聴者にも開かれたプログラムでした。


いずれにしても、こういった講座を実現するには長い時間と努力と運動が必要でしょう。


わたしにできることは難聴の医学心理社会的側面とピアメンターの実践のところです。つまりどのようにしてコミ能力を伸ばすかということと、心のリハビリを先輩ピアが後輩ピアにどうやって手助けするかということです。


http://www.peers4access.org/about.html

Gallaudet University Peer Mentor Training Certificate Program consists of 2 onsite seminars on the Gallaudet University campus (one 2-day and one 5-day seminar) and 5 on-line courses using the University's on-line Blackboard software.