デジタル放送時代のNHK手話ニュースはどうあるべきか

デジタル放送時代のNHK手話ニュースは、聴覚障害者がテレビのニュースにどういうニーズを持っているのかを調査することが必要だ。


テレビ自体の視聴に方法が大きく変わる時に、コンテンツの在り方も変わらざるを得ない。
http://203.140.31.100/joho_tsusin/policyreports/japanese/group/housou/00517z01.html

デジタル放送テレビはインターネットに接続されて、そのコンテンツと自由に行き来するようになるだろう。
テレビ番組もHDDに録画して見るようになっているが、これも家庭内サーバーから放送事業者や第三者のサーバーで見るようになるだろう。
すでにある業者が自社のサーバーを個人にレンタルして録画した番組を海外で視聴出来るように提供している。


デジタル放送の持つ機能も標準である規格と拡張規格があるが、すでに次世代デジタル放送規格の検討も始まっているはずだ。
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=NN001Y076%2025122006


また、視覚障害者の他にディスレクシア障害者や学習障害者向けにアクセシブルマルチメディアオーサリングソフトのデイジーが普及している。
こうしたバリアフリーの共通コンテンツ規格との整合性も検討しなければならない。


NHK総合チャンネルのニュースは生放送の字幕がついている。しかし、手話はない。

国連権利条約の採択で、放送も影響をまぬかれない。
一部のニュースしか手話を付けないことが「合理的配慮」になるのか問われる。


ラビット 記