見えない障害に対する無理解 難聴とうつ病 朝青龍

今朝の新聞に朝青龍は「解離性障害」と診断されたことが載っていた。

これは立派な精神障害なのではないか。うつ病もそうだが、周囲が正しい理解をしてきちんと対応しないと取り返しのつかないことになる。


難聴もうつ病も見てわからない障害(病気)だ。社会の無理解が誤解と偏見を生み、本人を追い詰めて行く。


聞こえないことで、自分に起きたことが理解出来ないので事態に対応出来ない。しかもその場でのコミュニケーションが成立しても、職場や地域社会の中で蓄積されてきた仕事のやり方、慣習、ルール、常識である事が分からないので、対応出来ないことが多い。


周囲に合わせようとして無理に話したり行動したことがそれに反して失笑を買ってしまう。
失笑を買ってしまったことと聞こえないためということは分かるので、本人は恥ずかしく思い、自分に対する自信をなくしてしまう。

障害者が社会の中で生活するには、支援制度と社会環境整備とてもにこの社会の理解が欠かせない。



日本相撲協会精神障害者団体は何も声をあげないのだろうか。朝青龍に理解するようにアピールを出すべきだ。
横綱としての行動に対する懲戒とは別に考えなければならない。
横綱から、もし適切な治療を受けさせられなかったと逆に訴えかねられない。


これは人権問題だ。


ラビット 記