大学病院の中の聞えのバリアフリー


大学病院の耳鼻咽喉科の受診は一苦労だ。


午後の診察なので、勤務の合間に通院するには午後一番に受診するのが好都合だ。
そのために、朝7時からの予約受付に並ぶ。いったん出社してまた昼に受診に行く。

予約受付はカードを入れると整理券が出てくる。今回は整理番号が1番だった。


診察に呼ばれるのが聞こえないかと思って、看護師に聞こえないことを話した。これは失敗した。声で話すと声で返ってくるのが世間では普通の対応だからだ。


ドクターはまだ若い人だが声が大きいので驚いた。しかし、聞きやすい。声が低い。いわゆる太い声だ。それと口の開け方が自然でよい。
どうしてそういう話し方になったのか聞いてみたら、多くの患者と接している内にそうなったとのことだ。


しかし、「私と(口頭で)コミュニケーションが出来たので助かりました」と言われたのはちょっと?だった。


今はカルテは端末には打っているか分からないが、予約や診察点数の結果は皆パソコンで繋がっている。


診察が終ればカードを受付に出すと請求書がすぐ出て、隣で受付番号が表示されて支払うと終りだ。

薬の調法を待っている人も番号が表示されれのを待っている。大きなモニタに出ているのですぐ分かる。地下の喫茶室や外のスターバックスの店内にもモニタがあった。


医師の大声は他の患者には筒抜けだ。呼び出しが呼び声なのも頂けない。
番号カードを掲げるなどすればコストもかからないはずだ。


ラビット 記