就労する高齢者対策が急務!


総務省の発表によれば、高齢者人口は2744万人を越え、総人口の22%に達した。
そのうち、就労している高齢者は510万に上る。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070916it11.htm


2003年の高齢者人口は2431万人だったので、4年間で300万人も増加している。2003年時の予測では2010年に2874万人だったが、それを上回るハイペースだ。
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi240.htm


高齢者が急増していることは難聴者も増加していることだと社会的にも関心を呼んでいる。
9/1のNHKエデュケーショナルの「超高齢化社会と難聴」シンポジウムなど(日曜18時からの「日曜フォーラム」で放送されるがおそらく9/23か9/30だろう)。


就労している高齢者が多いのは、農林業だが後継者がいないという産業構造の反映だ。それ以外にも、各分野に就労している高齢者が多いことが明らかになった。
卸売・小売業が17.7%、サービス業が15.6%、製造業が12.3%が高齢者が就労している割合だ。


就労しているということは、業態を問わずそれだけ社会との接点も多いということだが、難聴のために苦労していることが予想される。
高齢者が皆一人暮らしで在宅しているという訳ではない。


難聴者の就労支援は若年、壮年を考えていたが、高齢者の就労支援も考えないといけない。


ラビット 記