人工内耳の総合的開発の推進


人工内耳の総合的開発を呼びかける論文を見つけた。人工内耳はまだ開発途上であり、医学、工学、情報処理、福祉、教育の分野のエキスパートが集まって総合研究センターを設置して推進する構想だ。
この研究開発は海外の拠点とも連携する必要があることから国内に限らないとある。
非常に良い構想だが、2002年の執筆時から設置される方向になったのかは聞かない。ぜひ、実現して欲しいものだ。
http://www.star.t.u-tokyo.ac.jp/vr-lab/symposium/6th/kado.pdf


人工内耳は、総務省のe-japan計画にも出てくる。「新しい産業領域の開拓」の部分だ。人工網膜と同じような知覚的な聴覚構造を持ったデバイスでも開発するのだろうか。
http://www8.cao.go.jp/cstp/project/export/ITPT-A/ITPT2/shiryo.2-2.pdf



人工内耳装用者は「健常人よりも視覚情報を頼りに会話を理解することに長けていて、聴覚情報も組み合わせて会話を理解する能力も健常人より長けている」
という記述のあるブログに、それは知人を見ても実感している、今度は自分に興味があるとコメントしたら、すぐ返事があった。
http://blog.livedoor.jp/brain_network/archives/50757319.html


脳機能、言語部門の研究もある。装用者の積極的なデータ提供が不可欠だ。


ラビット 記