【人工内耳】「ちょっと入院しています」と「勤務に復帰しました」


人工内耳手術の入院に当たって、勤務先に以下のようなメールで説明をした。


あまり話す機会もない人も含めて、この際、説明文を送ったのは、手術後の正しい理解につながることを期待しているからだ。


シクラメンは、ある女子社員が面倒を見てくれていた。
クリスマス・プレゼントをしないと。


ラビット

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いつも、難聴の私にいろいろ気を使っていただき、ありがとうございます。


今日から、22日くらいまで入院しています。
人工内耳という聴覚器官の蝸牛内に電極を挿入して、音を鼓膜やあぶみ骨
などを経由しないで直接聴神経に電気信号で伝える装置を耳の後ろに埋め込む
手術を受けます。


入院は電極を埋め込むだけで、これに音の信号を加えるのは傷が治った後で
12月初めに予定しています。
補聴器と違って、微弱な電流で音を伝えるので、きちんと聞こえるようになる
まで1年から2年かかるそうです。
右の補聴器はそのまま使い、左側に人工内耳をするのです。

人工内耳による聞こえの仕組みのアニメーションがあります。

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難聴になると、有毛細胞が少なくなって、音の信号が弱くなっている様子が分
かります。
http://www.youtube.com/v/SmNpP2fr57A&rel=1
http://www.youtube.com/v/M_ADR9LpMmU&rel=1
http://www.youtube.com/v/ej3WYhQEuLY&rel=1

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入院中は、大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


窓際のミニシクラメン枯れないように時々お水をお願いします。


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おはようございます。


今日から出社していますので、よろしくお願いします。
術後の経過は良好で、予定より3日早く退院しました。
来月4日、5日に、音を処理するコンピュータ装置を接続して
聞こえを調整していくことになります。


数百ヘルツから1万ヘルツ以上の聴覚を22本の電極で補うので
すぐに聞こえるというわけには行かず、1年くらいのリハビリが
必要になります。
いろいろな音や会話を聞くということがリハビリになりますので、
その節はよろしくお願いします。