会議後のノミニュケーションと人工内耳



とある居酒屋で乾杯するなり、早速「こういうことを知っているか」とか「あの人はこういう考えなのか」とか、正面から聞けないことが次々と出てくる。
「ノミニュケーション」は仕事に直結している。


男ばかりなのに「○○君は結婚したんだって」と自分の営業所の若手のことが出て驚いた。

これでは、自分が人工内耳を受けたこともすぐに伝わるはずだ。会議室に入るとすぐ人工内耳はどうかと聞かれたのだ。その人には話してないのに。


難聴者はこうした場にも出ていかないと取り残される。要約筆記者はこうした場にも派遣されるべきだし、派遣されようとしたこともあった。「もあった」というのは、数年前聞こえない人から相談を受け、参加者や内容から派遣することを伝えたが依頼がなかったということを聞いていたからだ。


会議中は人工内耳も補聴器も役に立たない。
仕事の上では、何とか聞こえるとか大体聞こえるというのは「役に立たない」。その場に発せられた言葉は伝わったものとして議論が進む。理解が出来なければ聞くのだ。


ラビット 記