50日目の人工内耳の聴力検査の結果。


2月8日に、補聴器外来に行った際に人工内耳と補聴器の聴力検査の結果を聞いて来た。


人工内耳および人工内耳と補聴器併用の聴力検査の結果は興味深い。
検査を受けたのは人工内耳装用後50日目にあたる。マップはP4、まだフラットのマップにする前のだ。補聴器はオチコンのSUMO DM。
人工内耳は、単語と文章の成績が低い。補聴器は逆に子音と単音節が低い。これは聞き取りの経験の差だと考えられる。補聴器は聞こえない音や声でも単語や文章を類すして補完しているが、人工内耳はまだオンそのものが明瞭に聞こえないので補完が出来ないからだ。


   人工内耳のみ 人工内耳と補聴器併用
◯子音 27% 41%
◯単音節 22% 35%
◯単語 10% 68%
◯文章 13% 85%


人工内耳はP3のフラットなマップを聞いている。検査の時はよく聞こえていたP4はうるさく感じるので使っていない。
最近はP3でも自分の声が少し聞こえるようになって来た。
人工内耳は補聴器と併用しているが、そのために人工内耳に馴れるのが遅れているのだろうか。前に犬の鳴き声を聞いた時、それが何の音か分からなかった時は「ピーピーギーギー」と聞こえていたが、犬の吠えるのを見ると「ワンワン」と聞こえる。
音と補聴器の実際のオンの記憶が一致しないと効果がないのだろうか。そうすると補聴器の音は人工内耳の音を隠してしまうので、人工内耳と実際の音なり言葉とは一致させる機会がない。


ラビット 記