母と地域福祉と難聴者福祉と(1) 



今日で実家を借家にするための家の整理が終わった。

一人暮らしの母が認知症になって地域のデイサービスを受けるだけでは安心出来なくなったが、たまたまそのデイサービスを運営する地域のNPO法人が介護付きマンションを設立することになり、運良く入居できた。


昨夜は社会福祉概論と地域福祉論のレポートを出すためにテキストを通読していた。
兄弟間でなぜ長男が母をみないのかと言われて、自分と妻が難聴であること母の介護との関わりがすっきりしないままだった。
テキストには社会と家族のあり方が変わってくる中、社会福祉のあり方も変わり、地域福祉の役割が重くなって、そのための地域と行政の役割も変わっていることが順々に整理されていた。
介護も難聴者の支援の社会性に気がついていなかったのだ。
そのために引け目を母に対しても兄弟に対しても感じていたのだ。

一人暮らす母が長男にと家を守ってきたがその家は自分のものではないと初めて感じた。


ラビット 記