音楽の聞こえる可能性のある人工内耳
人工内耳友の会ACITAの20周年全国大会の記念講演で、虎ノ門病院の熊川孝三医師が、未来の人工内耳の説明をした。
その一つが、バイオニクス社の音楽も聞こえる可能性のある人工内耳というものだ。
これは、ハイレゾ120というソフトで仮想チャンネルを実現するものだ。16個ある電極の間を最大8チャンネルの刺激を与えることができるので、15×8=120チャンネルをコンピュータソフトで実現するというものだそうだ。
通常のHires16チャンネルと仮想Hires120チャンネルを使用した調査では、86%の人がHires120チャンネルが好ましいとの結果だったそうだ。
このソフトは、残念ながら我が国ではまだ承認されていない。
ラビット 記