NHKのIP配信番組のアクセシビリティは?

NHKが12月よりIPで番組の配信をするという(朝日新聞9月14日付け)。

著作権処理に多くの経費をかけて処理したとある。しかし、アクセシビリティの対応をどうしたのか、記事にはない。
過去の字幕放送の字幕データが使えるのか、PCでの視聴だけなのか、クローズドキャプション方式で見られるのか。字幕放送機能のあるデジタル放送テレビに接続してみるのか、説明が足りない。障害者権利条約に署名した政府の総務省もきちんと指導すべきではないか。

視聴料に聴覚障害を持つ理由の割引は不要だ。障害の有無に関わらず、コンテンツにアクセスできるようにするのがNHKの社会的使命ではないか。

天下の朝日新聞も記事の掘り下げ方が浅い。次回の記事に期待したい。


ラビット 記