トヨタ奥田氏がマスコミを脅迫!

11月13日今朝の朝日新聞(社会面38ページ)を見て、驚愕した。

トヨタ自動車の奥田ひろし氏が「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、テレビ番組の報道の内容について、批判するだけでなく、スポンサーの辞退を公言したというのだ。

奥田氏は、第9代経団連会長であり、政府の数々の審議会、懇談会、委員会の座長などを歴任しており、日本財界の総トップだ。その氏が新聞社やテレビの広告の多さを盾に取った発言は言論封殺以外の何者でもない。

派遣労働者は使い捨てと言った氏が厚生労働行政を論じるなど腹が茶をわかすが、障害者施策に配慮など考えられない。
政府が障害者権利条約の合理的配慮にの法改正に躊躇しているのは、経済界の同意が得られないからということをどこかで聞いたが、この人の発言を聞けばさもありなん。

社会面ながら、トヨタの社名を出してこの発言をした朝日新聞はその報道精神はたたえられて良い。
氏は、この懇談会の座長だけでなく一切の公職を辞任すべきだろう。


ラビット 記