もうすぐ1周年、人工内耳装着から。

昨日は、久しぶりに元の病院で人工内耳と補聴器の調整をした。人工内耳と補聴器の両方の装用を考えてくれる医師が転勤で、元の病院は月2回の診察日になり、4ヶ月ぶりの受診になった。

人工内耳を初めて付けた部屋に入った。懐かしい。あれから、もう1年だ。

人工内耳フリーダム5の新しい機能はウィスパー、アドロ、ASC(自動感度調整)、ビームがあり、一般環境、騒音下、音楽鑑賞などのモードでそれぞれ組み合わせて使うことが出来る。

1)ASCとアドロ
 会社の会議などでどの方向から発言があるか分からない場合、指向性機能のビームを使うと発言者の方向を見ていなくてはならない。資料や他の人を見る際には聞きにくくなる。ビームをはずして、ASCを設定した。

2)MT(磁気ループ、テレコイル用)
 スイッチを押さなくても常時Tモードになっている。マイク入力と磁気コイル入力の割合を1:3から1:4にした。磁気入力が大きくなっているはずだ。

3)アドロ、ビーム
 対面で会話をする場合に使用。比較的うるさいところでも前の人の話は聞きやすい。話し手の方を見る必要があるので、上司の隣席は痛し痒しだ。

4)ミュージック(ウィスパー付き)
 小さい音は小さいままで聞こえる。全帯域の音が聞こえる。通常は小さい音も聞こえるレベルに増幅するがウィスパーがあると小さいままだ。ヴァイオリンコンサートの時、小さな音は小さく聞こえた。演奏者の体の前の弦が高い音で反対側が低い音ということも分かった。


ラビット 記