難聴者の社会福祉学習 老人福祉論 第5回

「ケアカンファレンスを有効に進めるための留意点について、まとめなさい。」

ケアに関わる異業種の関係者が対等の立場であることを前提に、提供しているケアの方向、内容について確認、評価、実施を共有することを協議(連絡)すること。

?ー2「連携とは、ネットワークづくりであり、住みやすい社会づくりには欠かせないことであると、テキストでは述べています。誰もが個人、地域社会、社会資源をつなぐネットワーカーとしての役割を担っていることを忘れてはいけません。あなたは、高齢者福祉に関して、どのようなことに関心をもち、今後か変わっていきたいと考えていますか。あなた自身の考えを自由に述べなさい。」

日本補聴器販売店協会等がテクノエイド協会の「補聴器供給システムの在り方に関する研究」で報告した内容によれば、自覚していない難聴者907万人を含めて、我が国の難聴者は1944万人になっており、高齢者に多い。難聴は目に見えず、自覚が難しく、説明する言葉も少ない障害でありかつ人間関係の元になるコミュニケーションを阻害することの理解が福祉関係者にすら乏しい。
高齢者のケア、地域社会への参加を考える上で、聞こえの配慮、サポートの重要性を啓発する活動をしたい。医療から保険、地域社会まですべてのに聞こえのサポートが必要と考えている。


【フィードバック】
学習も5回目となり、社会に様々な制度や民間の取り組みが行われていることを知った。実母は介護付きマンション、義母は同居しているが、ともに80歳を越えるが、必要なケアや自立の程度は異なる。認知症だが健康状態はよい実母と家事をてきぱきとこなすが身体不調を訴える義母。ケア付き住居で一定の社会的交流もある実母。地域の折り紙サークルと団地の上下階がコミュニティの義母。
様々な高齢者が地域の中で生活しているが、まだここの実像は知らないので、どのように触れていくかが課題。専門家と交流もしていきたい。


ラビット 記
写真は夜中に作った海老天ぷらそば。