会社の要約筆記は何を求めるか?

今週の会社の課内ミーティングは業務トラブル対応のため、上司が欠席したまま、開いた。

例によって、会議前に要約筆記者にその日の会議出席者の顔ぶれや年末年始の業務状況を説明した。
短い時間にパパッと密度の濃い打ち合わせをしたいので、何がポイントになるか要約筆記者に理解してもらわないとならない。

もちろん新しいオペレーション(業務実施方法)や得意先、商品、トラブルの検証と対策など業務の内容がポイントではあるが、個人的な問題もある。
昨年末に忘年会の幹事を任されていた意識がなく流れてしまったので、なんとしても新年会の日程を決めたかった。
年末と今年配属された派遣社員も含めて、新年会のムードを盛り上げつつ、かつ派遣社員の仕事中の携帯メールが目に余るようになったので、欠席した上司の替わりに原則禁止を言い渡すという厳しいこともしっかり言わなくてはならない。

要約筆記者には、年末、年始の交代出勤で多くのトラブルを未然に防いだことや受注システムの説明の後、こうしたことも説明した。

打ち合わせも終わりに近づき、業務中の私用携帯電話の禁止を言い渡した。続いて、スケジュールの確認をする。
正月出勤の代休の日と新年会の日程を絡めて話した。若い派遣さんの申請した連続代休がラブラブっぽいので、どぎまぎしつつ確認したので座の緊張感が解けた。

場所の話しになった際、「土手」と要約筆記者が書いたのを見て、「言ったことはないですが『ドテ』というところがあるらしいです。他になければ終わります」と終えた。

会議後、「ドテ」って知ってるって地元から通勤する派遣さんに聞いたら、近くの河原の土手と後輩が冗談で言ったのだった。確かに漢字で「土手」と書いてあったことを思い出した。
次の日、会場探しを真剣に始めた。


ラビット 記