難聴者の社会福祉学習 コミュニティ論第5回

?ー3.都市再生においても、またコミュニティ・プランを考える上でも地域の「財」の見直しが重要です。ああたの居住地域の「財」は何か、それを選んだ理由も含め具体的に述べなさい。

「居住地は千人同心や多摩御陵、高尾山のような古い歴史と自然のある一方で、郊外型都市としてニュータウンの発祥地でもあり、多くの学園の集中する学園都市でもある。団地の空洞化を防ぐために学生や自然、歴史を好む人を結集するリングが構築出来る。」

?.柔らかなコミュニティ活動を担う「人と組織」について、以下の問いに答えなさい。
1.新しいコミュニティリーダー像に関する説明文を読み、(  )に適切な語句を記入しなさい。

1960年代のリーダーは「活動家型」に特色があったが、新しく期待される一つの典型は、調整型、(コーディネーター)型と言えるものである。柔らかな組織、人々の自由なつながりを作る能力がある「コミュニティ・(オルガナイザー)」とも呼べる存在である。
彼(女)らは行政との関係においても、(対抗敵)相補性ともいうべき、相互に入り組む柔軟な対応姿勢を示している。

2.次期コミュニティ・リーダーを担う第一次ベビーブーム世代においては、リーダーとフォロワーの関係が相互交代的であるという特徴が見られます。この相互交代的ということはどういうことか説明しなさい。

「人生の一コマにおいて、コミュニティ活動のリーダーとしての自覚と役割を果たすが別の場面では協助者の役割を果たすこと、切り替えがスムーズ」

3.?ー3で述べたあなたの地域の財を活かして、あるいはあなたの得意分野を活かして、まちづくりに関するグループを立ち上げると仮定します。リーダーはあなたです。グループ名称を始め、具体的な活動内容や運営方針などを自由に決めて記述しなさい。

グループ名称:「自然と学園の連帯ネットワーク」
活動内容:「賃貸公団の空室を解消するために若い学生や定年退職者が住みやすいような保障や共同生活者募集と地域活動紹介活動を展開する。


【フィードバック】
自身は難聴者組織のリーダーであるが、これまでは地域の難聴者を「発掘」して、会員として迎えることが「支援」と考えていたが、今はコミュニティの中に難聴者が存在していて、その人たちがコミュニティの中で自然に生活し、共生を実感出来るような支援があるべき姿と考えるようになった。
その時、コミュニティがどう形成されて、誰によって担われているのかを本論の学習を通じて学べたことが大きな成果でした。

ラビット 記
写真は、中華丼の素をゆでる鍋に麺もゆでて作成した。