駅の緊急インターホンは聞こえる?

駅のホームに、「駅係員呼出インターホン」が設置されていた。
ホームは無人だから、物を線路に落としたり、何かあったときに連絡を取るためのものだろう。線路を挟んだ両側のホームに3個ずつ設置されている。

ボタンを押しても顔も見えないのでは聞こえるか自信がない。ボタンを押し続けていれば何かと思って来るだろうか。それにかかってきた時に来られるかどうか。

交通バリアフリー法では、聴覚に障害のある乗客とのコミュニケーションには文字を用いるようになっているはずだ。せめてテンキーでも付いていれば、「119」は救急車を呼んで下さい、「254」はものを落としたので拾って下さい、とか伝えることが出来るのに。
降車駅には、このインターホンはない。

鉄道会社の駅員の減少によるコスト削減は安全上も大きな影響がある問題だ。今後高齢者が社会にあふれてきたとき、対応が求められるのだから、問題が起きる前に駅員の配置をした方がよい。


ラビット 記