1年半後の人工内耳の聴力検査

今日の夕方から人工内耳の装用後1年半後の聞き取り検査を行った。35%
右側にデジタル補聴器を装用し、左は人工内耳を自動感度調整とADOROの設定をした。Sが5、Vが6。

「あ」+「あ行のオン」(アハ、アマ、アサなど)2音節の聞き取りは、1年後の45%が1年半後は53.6%に、「ら」や「ぬ」などの単音節が35%が41.7%に、「ねこ」や「かむ」など単語は84%で変わらず、文や章は95%が93.3%にという結果だった。
単語や文章は変わらなかったが、子音の聞き分けが少し向上したと言えるだろう。もっとも、防音室内で聞くのだから「試験データ」でしかない。

実際の生活場面では今までは聞こえなかったマスク越しの声とか、字幕のないニュースの音声とか聞こえるようになっている。勤務先の会議は依然として難しいが。

検査後、低音域をもっと強調し、環境音などを35〜60dBだったのを45〜70dBが入るようにマップを調整したので、また違って聞こえる。

自分の声がよりリアルに分かるなった気がするのでゾクゾクする。自分の声がどのように発せられているかを自覚出来るので、発音だけでなく声の強弱や早さも気を付けることが出来る。

次回は7月23日。


ラビット 記