エリクソンの発達段階 難聴者の社会福祉学習

次のレポートの締め切りが「障害者福祉論」の6月25日だが週末は出かけてしまうし、少しでも見ておこうとしたら6月20日締め切りの「心理学」があった。

レポート回答用紙の「学習の手引き」を読むと、心理学は各章ともテキストの「宝探し」では駄目みたいなことが書いてある。つまり設問の関連ページ、関連行だけ見ていても回答は書けないとこちらの魂胆を見透かしたようなことが書いてある。
出勤まで4時間しかない。とにかくテキストを読む。

この心理学は、臨床心理学でテキストも「臨床実践の心理学」とあり、第2章は「人間の成長・発達とその課題 ?成長へのプロセス」という題だ。
フロイトユングの理論を継承したエリクソン精神分析的自我心理学の立場とある。エリクソンは、人間の発達を心理・社会的発達と呼ぶ。

これは、人は社会経済的な影響の中で成長し、思想もその制約を免れないと考えているので一気に関心が高まった。

エリクソンは、人の生涯を8つの発達段階に分けていて、第2章は乳児期から青年期までを解説している。
乳児期から児童期は自我の発達、アイデンティティの確立において、親、家族の愛情、働きかけが、青年期は仲間の集団などの環境が人格形成に大きな影響を及ぼすという。

レポートの設問の一つが、青年期は「疾風怒濤」の時代と言うがどう考えるかという記述問題だ。
まさに自分の人生における乳児期から青年期は、嵐の中を一人でさまよう「疾風怒濤」の時期だった。

続く


ラビット 記
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