オバマ大統領、障害者権利条約に署名の意向表明

アメリカ国際障害者評議会USICDは、その緊急ニュースとして、7月24日ホワイトハウスで行われる、ADAの記念式典で、オバマ大統領が障害者の権利条約(CRPD、 the Convention on the Rights of Persons with Disabilities)に署名する意向を表明するとしている。
>Breaking News: President Obama announces his intention for the United States to sign the Convention on the Rights of Persons with Disabilities
>http://www.usicd.org/Obama%20CRPD%20Signing%20Announcement%20Media%20Release%20072109.pdf

アメリカは、障害者の権利条約の審議の過程ではその成立に積極的な立場ではなく、全米難聴者協会出身の国際難聴者連盟IFHOHのマルシア・デューガン会長はアメリカの姿勢を嘆いていた。
しかし、オバマ大統領は選挙中から当選後は障害者権利条約に署名することを表明しており、障害者からは期待されていた。

ニュースでは、大統領が署名することで、上院で批准するための審議に障害者の参画が重要になると報じている。条約の批准のために政府のあらゆる機関とあらゆるレベルで、障害者の参画が始まるだろう。
日本でもアメリカに呼応してという訳ではないが、障害者権利条約の批准に向けて、政府レベル、国会レベルでの障害者の参画が対等に保障されるように求めたい。また、アメリカの施策にも注意を払い、日本が遅れを取らないようきちんと要望して行きたい。


この投稿の参照した記事
http://blogs.yahoo.co.jp/guaanc/58482217.html


ラビット 記
写真は、ナンバーの付いたミツビシの電気自動車「ミーブ」