難聴者の社会生活力プログラム(1)

社会生活力SFAの考え方、実際のプログラムについて、奥野英子筑波大学特認教授の講義を初めて聴いた。

これは、難聴者の自立のための力を身につけるための手話講習会の学習目標やカリキュラムを考える際にとても参考になった。
身体障害者のためのSFAプログラム・マニュアルは1999年1月に7年半の月日をかけて発行されたということだった。

今年10月に初めて購入したが障害者の自立のための学習の単元をモジュールと呼んで、グループ討議を中心に実施するようになっている。

モジュールを実践する人は援助者またはファシリテーターとなるとある。
手話講習会では講師が手話を「指導」しているが、これは難聴者等の自立する力(SFAの目的にほぼ当たる)を身につけることを支援すると言うように、講師が受講生まで同じ立場で接するように変えないといけない。

難聴者支援は、要約筆記者のコミュニケーション支援とと別の専門性を持っていると考えて、内容を考える必要がある。


ラビット 記