難聴は「関係性の障害」

難聴をコミュニケーションの障害ではなく、「関係性の障害」と言うのは、コミュニケーションはそれ自体で機能するのではなく、自分と周囲の関係を構築する元であり、目的だからだ。

何かの担当を持っている人とコミュニケーションができなかった場合、その人と一緒に仕事ができず、自分の力を発揮できない、その人の先に連なる人や社会と関係を持てない。

例えば、学校の先生とコミュニケーションができなければ校長先生や他の担任の先生と知り合う機会もせばまってしまう。

コミュニケーションの断絶が関係性の断絶になってしまうのだ。


ラビット 記