脳性麻痺の同僚の支援は?

年度始めから自宅勤務になってしまった脳性麻痺の同僚のことが頭を離れない。

頸椎と腰椎の大手術から出勤できるようにまでなったが歩行バランスを崩しやすいことや左右の手指拘縮による作業の困難性から、会社による偏見と誤解が労働権まで奪ってしまった。

脳性麻痺は運動機能障害だがその歩行や構音障害のために人格まで偏見を持たれやすい。
話してみると「イイヤツ」なのだ。こちらが聞こえないと金釘文字で筆談してくれる。
会議に派遣されていたノートテイクを見て、大学時代にノートテイクが欲しかったといっていた。そうかと二次障害に気づいたこともあった。
彼は社会福祉を学んでいた。1970年代だ。

もう仕事納めになってしまったが彼の家で一杯飲む約束が果たせていない。


ラビット 記