字幕を読む速度とリアルタイム全文文字表記

「全文字幕から読みとる権利」と聞くことがあるが「参加の保障ためのその場の情報保障」として要約することと対立させる考えは正しくない。

話された言葉その音列に意味がある場合とその意味を罰の音列に置き換えられる場合があるのは当然だ。
学術的な論考、裁判の言葉による状況描写などだ。

しかし、文字列を読むと言うことは高度な脳内作業を伴うので音声を聞くのと同じように情報処理は出来ないのも自明だ。

ましてや、要約筆記事業の「要約」することと、字幕から意味を読みとる権利を対比させるのは別の意図を持っているのではと疑念すら感じる。


ラビット 記

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http://blogs.yahoo.co.jp/l2l_haijin_l2l/28842801.html
「オリジナルのしゃべる速さと字幕を読む速さの関係は、約3対1で、その3分の1の文字の中にセリフの100%の意味を凝縮して表現しなくてはならないのです。」
(外国映画・TVドラマ・ドキュメンタリー等の日本語吹き替えおよび字幕版制作をしている会社のHP
http://www.glovision.co.jp/service/index.html
より引用。)

※吹き替えの方が優れているとの考えには組みしないが、吹き替えが情報処理のストレスが低いというのはそのとおりだ。(ラビット)