2010-12-29から1日間の記事一覧
地デジ完全移行まであと半年ちょっと。地デジ移行の理解と対策について、特別な困難があるのが障害者だ。ハイリスク視聴者だ。 それぞれの障害に応じて理解でき、かつ有用な内容の番組が必要だ。これは紙や他のメディアでは伝えにくい、それこそ「放送」によ…
国際生活機能分類の環境因子についての説明でこれまでに読んだもののうち一番詳しいのがあった。「環境因子とは、心身機能、身体構造、活動、参加といった構成要素と相互作用し、人が直接接触するような物質的・物質的な環境や、家族、知人、仲間、よく知ら…
思いこみや理解不足もあるが試論なので、議論の参考に供したい。【情報アクセスとコミュニケーションの関係】 ろう者にとって、情報アクセスとコミュニケーションとは一体の関係にある。 情報アクセスの受発信とも手話がコミュニケーション方法となるからだ…
全日本ろうあ連盟が「手話言語法の研究」を始めた。全日本ろうあ連盟の日本財団助成事業は、手話が言語であることを証明するのではなく、そのことを法的に位置づけるにはどうしたらよいかを研究すると聞いている。手話は日本語の一つの表現方式としてはどう…
模擬試験の解答合わせをしていると設問と解説文と内容が交錯してくる。設問には、「在宅介護支援とは、居宅サービス等を適切に利用できるよう、居宅サービス計画を作成し、居宅サービス事業者との連絡調整や介護保険施設への紹介等を行う。」の正誤を問うも…
「2000年に成立した『社会福祉法』は日本における地域福祉法ともいえるもので、これにより(中略)、法制的に地域福祉が自治体政策として位置づけられたといえます。」 (NHKテキスト社会福祉セミナー、P24)「社会福祉法」第一条で、地域福祉を「地域…
個別援助技術のバイステックの7つの原則一つ一つは理解したつもりでも、どうも覚えられない。?個別化 ?意図的な情緒表出 → × 意図的な感情表出 ?統制された感情表出 → × 統制された情緒的関与 ?自己覚知 → × 非審判的態度 ?秘密保持 ?クライエントの自己決定…
天皇のテレビを見る際に、字幕放送を必要としているという報道を受けて、ネット上では歓迎する声が多い。字幕放送の普及運動を続けたものとしてはこんな方にもと思うと同時に、地デジテレビも購入できない人、テレビ画面の黒い帯のメッセージの意味が分から…
独立行政法人情報通信研究機構の助成で開発された「e−post」(イーポスト)※はその後どうなったのだろうか。有料老人ホームにいる認知症の母との通信に最適だ。 この間の新聞にも、認知症の母親に週刊須賀川通信として近況を葉書を送っているという投稿…
年度始めから自宅勤務になってしまった脳性麻痺の同僚のことが頭を離れない。頸椎と腰椎の大手術から出勤できるようにまでなったが歩行バランスを崩しやすいことや左右の手指拘縮による作業の困難性から、会社による偏見と誤解が労働権まで奪ってしまった。…
「全文字幕から読みとる権利」と聞くことがあるが「参加の保障ためのその場の情報保障」として要約することと対立させる考えは正しくない。話された言葉その音列に意味がある場合とその意味を罰の音列に置き換えられる場合があるのは当然だ。 学術的な論考、…
はっと気が付くともう午前3時。 玄関のドアが明るいので見てみると朝刊が入っていた。模擬試験の答え合わせを7割方終えた。 13科目もあるから、試験問題は120問。正答率が69%)しかない。リハビリテーション論が100%なのに、医学一般が41%しかな…
10月23日、羽田空港国際線案内カウンターにある簡易筆談器。ちょっとした間にも、ろう者か難聴者かが使っていた。 結構聞こえない人も来るのだなあ。 週末ともなれば4万人、5万人も来るのだそうだから当然か。 屋上は初日の出のスポットとして空前の混雑に…