手話言語法とはなにを目指すのか。難聴者は?

全日本ろうあ連盟が「手話言語法の研究」を始めた。

全日本ろうあ連盟の日本財団助成事業は、手話が言語であることを証明するのではなく、そのことを法的に位置づけるにはどうしたらよいかを研究すると聞いている。

手話は日本語の一つの表現方式としてはどうか。言語として位置づけなければならない分野はなんだろう。教育なのか、司法なのか、生活全般なのか。

難聴者にとって、音声言語同様に手話も使うし、これを手指日本語とか日本語対応手話とかレッテルを貼られても使っている難聴者はそんなことは意識しない。

日常のコミュニケーションがスムーズに豊かになればいいのだ。

どういう手話を対象にしている研究かもよくわからない。難聴者も委員に加えるべきだったと思う。


ラビット 記