愛知障害フォーラムも決議文採択!

2/19に、635名の障害者の参加を得て、愛知フォーラムが開催された。

地域フォーラムにこれだけの参加者があるのは障害者運動の幅が広がってきたことと、障害者制度改革推進会議の内容が知られてきたことがあるだろう。
さらに政府の障害者基本法改正案の内容に多くの障害者が危機感を持ったからに間違いない。

この模様がYouTube(ユーチューブ)にアップされている。しかし、字幕がないので聞こえないと分からない。
誰か字幕を作って頂けないか。

 ○2011.2.19 制度改革推進会議 藤井議
長代理挨拶.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=WuuN1n5lil0
 ○2011.2.19 推進会議の背景〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=YuePTTSaY5M
 ○2011.2.19 推進会議の背景〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=fzr3p-Af808
 ○2011.2.19権利条約のポイント〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=XnwWMZAE2eE
 ○2011.2.19 権利条約のポイント〓.AVI
http://www.youtube.com/watch?v=np2OyuCQKBk

ラビット 記
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2・19 愛知障害フォーラム 決議文

平成21年に内閣府に設置された「障がい者制度改革推進会議」で、1年間にわたって、鋭意検討されて昨年12月17日に「障害者制度改革のための第二次意見」が取りまとめられました。その内容においてもプロセスにおいても、私たちは第二次意見の歴史的価値を大きく評価しています。

この「第二次意見」は障害者基本法の改正において必要と考えられる事項を各省庁に示したものですが、これに対し難色を示している省庁もあります。今回の障害者基本法の改正は、日本が批准を目指す国連の障害者権利条約の趣旨を国内法に関連付けする、それこそ基本となる法律へと抜本的に改正する大変重要なものです。

しかし、本年2月14日に、内閣府から障がい者制度改革推進会議に提出された「障害者基本法の改正について(案)」は、障害のある人の権利条約はもとより、第二次意見に沿って忠実に立法化を図ったものとは認められず、私たちADFの想いと遠くかけ離れていますし、到底権利条約が提示する人権の国際水準に到達したものとは言えません。

「私たち抜きに私たちことを決めないで」という言葉が、世界中の障害者に言われてきました。障害種別や団体等、既存の枠を超えて障害当事者等が中心となって議論しまとめあげたこの「第二次意見」を尊重し、その内容を何ら後退させることなく障害者基本法の改正に反映させ、本国会(第177回常会)にて成立させてください。

それが、我々障害者、関係者の願いです。

愛知障害フォーラム(ADF)、本日の参加者は「推進会議」の意見を尊重した基本法の抜本的改正が行われるよう推進会議の後押しをする行動を行います。


   2・19 愛知障害フォーラム 参加者一同