エンパワメント

元気な耳になろう会

診察を待っていると、「第10回元気な耳になろう会」の張り紙がしてあった。病院の耳鼻咽喉科のドクターの呼び掛けによる患者の交流会のようだ。会員は無料となっている。 情報提供もあるが、聞こえない悩みを話し合う中で聞く意欲、前向きに考える気持ちを持…

難聴者の聞こえない社会の音(11)

社内メールで、業務に関係した取り組み方を各部署に問い合わせたら、同僚から今協議しているから勝手にやらないでくれと言われてショックだった。 これは、同僚が相手と電話でやりとりしていたので、全く分からなかったからだ。 電話のやり取りだけは、近く…

難聴者自助組織の活動の意義   

5月最後の日曜に、難聴者協会の定期総会が開かれた特定非営利活動法人の難聴者協会は定款に則って運営される。 収益事業の報告は税務署に総会議事録とともに提出する。監事は監督官庁の代わりに組織運営方法、事業の内容、財務体質と構造まで厳しくチェック…

難聴者、難聴児の「自己イメージ」

サンフランシスコの風さんから、「セルフエスティーム」について、メールを頂きました。 F先生は、日本の耳鼻科医師で難聴者、難聴児のセルフエスティームについて、探求されている方です。 ラビット 記 - セルフエスティームについて、エスティームだけを…

難聴者のセルフエスティームと聴覚障害総合センター

サンフランシスコの風さんのメールの続きです。 難聴児、難聴者のセルフエスティームについての知見は、アメリカで聴覚障害者カウンセリングを学んだ当事者ならではのものだ。 今後とも、大いに情報や知見を提供して欲しい。 難聴者のエンパワメントは、自己…

聴覚障害アカデミー 聴覚障害者専門家養成オンライン講座

サンフランシスコの風さんから、新しい情報が届いた。ラビット 記 - ラビットさん、 前にも申したかもしれませんが、HLAAでは聴覚障害専門スペシャリストを養成するために上記のようなオンライン講座を開設しています。難聴者でも健聴者でも誰でも関心のある…

新しいタイプのろう者、難聴者

筑波技術大学大沼直紀学長が、「これからの聴覚活用を考える〜早期より聴覚を活用した重度聴覚障害者本人と両親への実態調査から〜」を別掲のトライアングル文庫10で報告している(P151〜P161)。 これは教育オージオロジストとしての観点から、補聴器装用の意…