聴覚障害者の胃部X線検査の無料検診実施中


夜の花2聴覚障害者は、医師や看護士、受付、薬局などでコミュニケーションの問題のため、なかなか診察に行きたがらない。特に、顔も見えない個室で行われるX線検査は鬼門だ。

東京都中途失聴・難聴者協会は、昭和大学医学部高橋英孝教授と日立製作所聴覚障害者向け胃部X線検査システムの開発に、2002年からアンケートやモニター、被検査など積極的に協力して来た。同年11月24日には「東京都中途失聴・難聴者の集い」にて、始めてこのシステムを搭載した移動検診車による検診が行われた。


http://www.tonancyo.org/info/iryou.html
http://www.fukushi.com/news/2003/04/030402-a.html
http://www.englink21.com/i-eng/column2/clm058/clm000.html

同システムを導入した、東京予防医学協会の御好意で無料検診を行っている。
2005年11月、12月、2006年10月、11月。
http://tonancyoinfo.seesaa.net/article/21794440.html
http://tonancyoinfo.seesaa.net/article/9385237.html

実際に検診した方の中から、かなり重要な病気が発見されており、聴覚障害者の早期検査が重要なことが示されている。
企業の検診や自治体による検診でもこの聴覚障害者向け検査システムを導入したり、このシステムのあるところで受診できるようにして欲しい。

ラビット 記