全要研要約筆記指導者養成講座


名古屋タワー全要研と全難聴が要約筆記指導者養成講座を名古屋の産業会館で開講している。
参加者が約250人と予定を大幅に上回っり、A、B二つの講義を同時に並行することになった。
これだけ多くの参加があったのは、やはり障害者自立支援法が施行されて、要約筆記「者」が派遣されるようになって、要約筆記関係者、難聴者協会の関心が高かったことがある。
事業をスタートさせた講師から、難聴者協会の会員以外の難聴者、高齢者などからの依頼が増えていること、受診や学校、仕事の研修など個人の利用が増えていること、市町のイベントにも派遣していることが報告されている。
これから、全国の市町村で要約筆記者派遣事業がスタートすれば、個々の派遣で様々な問題が発生してくるだろう。
要約筆記が通訳である理解が不十分なことから記録を求められたり、派遣先のトラブル、守秘義務の問題なども出てくるのではないか。
必要とされる技術や対応の内容も理解出来てくる。それを要約筆記者個人ではなく、派遣元で集団的に検討が必要になる。

このように専門性が要求されてくると要約筆記者集団が必要になる。

ラビット 記