店頭で携帯補聴器の貸し出し

農協の顧客は組合員だが、いまや農業の担い手は高齢者ばかりだ。農業の収入だけでは生活が難しくほとんどが兼業だ。


いきおい、農協の金融業の顧客も高齢者ばかりになる。
農協が地域の金融機関との競争から顧客満足度を高める必要に迫られて考えたのが、店頭での携帯補聴器の貸し出しというわけだ(日本農業新聞2007年6月10日付け参照)。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin7/article.php?storyid=285
店頭用の磁気ループはあるが、簡易補聴援助システムの貸し出しとは初耳だ。


耳の遠い年寄りに大きな声を出せば預金額や満期期日などの情報も周囲に筒抜けになるのでセキュリティ上も良い。
誰が最初に「携帯補聴器」を提案したのだろうか。家族に難聴の方がいたのだろうか。


これで地域で「聞こえの問題」に気がついてくれれば複合効果が期待出来る。



ラビット 記