障害者権利条約の内容に(2) 「文字表記」


「文字表記」に文字通訳の意味が含まれることは、代表団の結成式の時に外務省にも確認しておいたが、全難聴は文字通訳者を手話通訳や朗読者と同じようにライブの支援者の中に含めるように要望活動(ロビー活動)を展開した。
http://kokuren2005.269g.net/category/229682.html


「文字表記」は、当初のマッケイ議長の案にもなかったが、国際難聴者連盟デューガン理事長等の奮闘もあり、国際障害コーカスIDC案に含まれことになった。しかし、情報アクセスの部分だ。


マッケイ議長、日本、カナダ政府代表、国際障害コーカスIDCが「文字通訳」の提案に理解を示したが、公式発言や委員会の理解を得るには時間が足りなかった。

071006_1019~001.jpgアルファベットを用いる外国では音声をそのまま高速文字表記することが聴覚障害者への情報保障と考えられており、言葉そのものにとらわれずに、相手に合わせて文字で意味を伝える「通訳」の考えが受け入れられにくかったこともある。


ラビット 記