2010-12-31から1日間の記事一覧

紅組トップが浜崎あゆみだ! 難聴の歌姫

紅白のトップが浜崎あゆみだ。 満身創痍の昨年の紅白と違って今年は落ち着いて歌っていた。数年前突然自身のブログで片耳失聴をカミングアウトして、社会に衝撃を与えた。 テレビのバラエティ番組で突発性難聴などの解説が放送されたり、耳鼻科の診療が増え…

紅白歌合戦は難聴者にも優しい。こんな歴史が・

NHK紅白歌合戦が始まった。NHK紅白歌合戦には生字幕が付いている。 「生字幕」というのは生放送における字幕放送、リアルタイムの字幕放送の字幕という意味だ。「生字幕」を最初に考えたのは元衆議院議員の八代英太氏の秘書の久保田哲氏だ。 この頃、…

難聴者の聞こえの範囲と思考の限界(2)

(1)からの続き。音声によるプロソディは文字化すると大半は消える。だからといって音声をそのままの文字化にすることの理由にはならない。音声が発されている時、聞き手は音声の持つ情報と話者の視覚的情報も受信しているはずだ。 電話やラジオ放送は音声…

難聴者の聞こえの範囲と思考の限界(1)

難聴者は、その聞こえる範囲でしか思考できない。いくら書物や文字情報、視覚情報があったとしても、論理思考の元となる言葉が十二分に脳に入力されないと思考を発展させることができない。これは、思考が脳への言語的刺激の結果だとするなら音声言語がその…

紅白を難聴者が見ると。

字幕放送が付いているが難聴者が見ると分からないことも多い。AKBはエーケービーと読む。48はフォーティエイトと読むらしい。しかしいつも48人が出ているわけではない。紅白では最初は20人くらいしかいなかった。なぜ?EXILEというのは前列の4人と…

謹賀新年。難聴者の生活はまだまだ続きます。

明けましておめでとうございます。「難聴者の生活」は、一人の難聴者が毎日の生活の中でなにを考え、感じたのかと綴ることで、社会とそして自身の難聴者の理解を深めることが目的だった。その時々の関心事も出来事もさまざまなので、一貫したテーマがないよ…